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『ロック・オブ・エイジズ』()はクリス・ダリエンツォ脚本によるロック・ミュージカルおよびジュークボックス・ミュージカル。1980年代のクラシック・ロック、特にこの時代の著名なグラム・メタル・バンドのヒット曲で構成される。スティクス、ジャーニー、ボン・ジョヴィ、パット・ベネター、トゥイステッド・シスター、スティーヴ・ペリー、ポイズン、ヨーロッパなどの著名なバンドの楽曲が使用されている〔 rockofagesmusical.com〕。 クリスティン・ハンギ演出、ケリー・ディヴァイン振付、イーサン・ポップ音楽監督および編曲。ロサンゼルスのオリジナル公演での編曲はデイヴィッド・ギブス。 このミュージカルはブロードウェイの公演の中でもよりコメディ要素の強いものとされている。公演中、出演者は度々「第四の壁」を突き破り観客に直接語りかけ、自分たちがミュージカルの演者であることを一見忘れている(あるいは演者であることを観客に思い出させる)そぶりを見せる。 == あらすじ == === 第一幕 === ミュージカルの語り手であるロニー・バーネットが語る。1987年、ロック歌手の卵のドリュー・ボレイはハリウッドのデニス・デュプリーに所有されロニーが手伝っているザ・バーボン・ルームというバーでウエイターとして働いている(''Just Like Paradise''/''Nothing But a Good Time'' )。彼はカンザス州パオラからやって来たばかりの女優志望のシェリー・クリスチャンとすぐに恋に落ちる(''Sister Christian'' )。ドリューはシェリーをウエイトレスとして雇うようデニスを説得する。 ヘルツ・クライマンとその息子フランツのドイツ人開発者2人組はサンセット・ストリップの「セックス、ドラッグ、ロックンロール」というライフスタイルを排除し、「清らかな生活」を導入するよう市長を説得し、都市計画者のレジーナを大いに怒らせる(''We Built This City'' )。デニスはこの計画にザ・バーボン・ルームの立ち退きが含まれることを知り、解散を発表したばかりのロック・スターのステイシー・ジャックスと彼のバンドであるアーセナルのザ・バーボン・ルームでの最後の公演で一儲けしようと考える(''Too Much Time on My Hands'' )。彼はステイシーに電話をし、自分のクラブで最後の公演をしてくれるよう説得。ドリューは作詞がうまくいかないが、シェリーは夢を追うよう応援する(''I Wanna Rock'' )。レジーナはヘルツとフランツの再開発計画に抗議し始める(''We're Not Gonna Take It'' )。 その後、電話で両親と口論したシェリーは自分の夢を理解してくれるドリューへの感情が高まる。アーセナルの前座のオーディションを受けることにしたドリューはこれまでなかなか歌詞が書けなかったが、シェリーへの想いを歌詞にしたためる(''More Than Words'' /''Heaven'' /''To Be with You'' )。アーセナルの前座をすることとなったドリューはシェリーをロサンゼルスを一望できる丘にピクニックに誘う(''Waiting for a Girl Like You'' )。しかしそこで彼は2人はただの友達なのだから落ち着こうと思わず言ってしまい、互いに落胆しこのデートは失敗に終わる。 ステイシー・ジャックスがザ・バーボン・ルームに到着し、彼の人生についてのインタビューを受ける(''Wanted Dead or Alive'' )。シェリーはすぐに彼に心を奪われ、ドリューとはただの友達なのだからと彼女は男子トイレでステイシーと関係を持ってしまう(''I Want to Know What Love Is'' )。その頃ドリューは観客の中にレコード・プロデューサーがいることを知らずにステイシーとアーセナルのための前座の演奏をする。密会の後ステイシーはデニスにコンサートが始まる前にシェリーを解雇するよう話す。彼のバンドのギタリストは彼の行動に気付き追い出す。クラブに来ていたレコード・プロデューサーはドリューの演奏を気に入り、ステイシーの役目を引き継ぐことを提案。契約を申し出られドリューは受諾する。解雇されたシェリーはドリューに慰められたかったが、ステイシーと男子トイレに入っていくところを目撃したドリューは彼女を突き放す(''Cum on Feel the Noize'' )。このイベントの最中、レジーナは抗議行動を続けていた(''We're Not Gonna Take It'' (リプライズ))。 失望、失業したシェリーは近所のヴィーナス・クラブ所有者のジャスティス・チャリアーと出会う。ジャスティスはこのクラブを「ジェントルマンズ・クラブ(ストリップ・バー)」と呼ぶ。彼女はシェリーの話を聞き、田舎町から成功を夢見てロサンゼルスにやって来る少女は大抵最終的にストリッパーになると話す。シェリーは渋々ジャスティスのクラブで働くこととなる(''Harden My Heart'' /''Shadows of the Night'' )。ロックスターとして売り出し中のドリュー、ストリッパーとなったシェリー、再開発に反対のレジーナ、クラブを守ろうとするデニス、それぞれが皆孤独だった(''Here I Go Again'' )。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロック・オブ・エイジズ (ミュージカル)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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